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今日も珈琲日和。Menu.29 ゆかりとみかん。この組み合わせは保育園で巡りあったな。

2023 12/19
エッセイ
2023-12-19
坂角総本舗のゆかりせんべい
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知多半島で生まれて、ぬくぬくと育つと、日常茶飯に食べているものが他の地域の文化とかけ離れていると知る時はある。

今日の珈琲のお供には、元祖えびせんべいの「ゆかり」と「みかん」。なんとなく40年前の記憶が蘇ってきた。

この組み合わせ、保育園の15時のおやつのじかんにたまにあったなと。

おそらく、みかんは頂(いただ)き物で、ゆかりせんべいは貢(みつぎ)物。

小さな田舎の保育園で、みんな何かしら兼業農家や土木系のお仕事をしている家柄が多く、

昔はうちでも、みかんの木を所有していたほどで、みかんは丁寧に磨かれたものが、たまにおやつとして出ていた。

そして、ゆかりせんべいというのは、江戸時代から続く元祖えびせんべいと呼ばれる坂角総本舗が東海市にあるので、誰かの親御さんがいつもお世話になっていますと保育園に貢ぎ「〇〇さんとこからのいただきました」とおやつの時間にみかんと一緒に食べた記憶がある。

ただ、当時の僕にはみかんはいつも食べることができて、ゆかりせんべいの偉大さに気づいてなくて、保育園にいる「ゆかりせんせい」みたいだなと思っていたくらいで、現在の価格にして1枚あたり90~100円くらいで売られている高級品だと知らなかった。

もちろん、家でも金の箱に入ったゆかりせんべいの箱を、ミニカー入れとして使っていたり、家庭用お道具箱としてつかっていたりしていた。

このおやつの時間がたまに、給食のおばちゃんずたちの手作りプリンとか、カルピス味のゼリーとか、保育園児の全体の数が少ないので手の込んだおやつがたまに出ていたくらい。それがあたりまえに育っていたので、他の地域の1学年で100人のお友達のいるような世界では実現できないおやつだったのかもしれない。

当時の日本は1983年にファミコンが発売されたあたりのまさにバブルな世界だったのでね。それがあたりまえのように暮らしていた。

さて、話をゆかりせんべいに戻すと、自分が40歳を超したあたりから、めっちゃ旨いじゃん。って、気づいてしまったのね。

なんでこんな旨いものを、もっと崇(あが)めることができなかったのかと。

いまでは、たまに誰かからいただくゆかりせんべいは、美味しく楽しくいただいている。

もちろん、坂角総本舗さんのYoutubeチャンネル『えびちゃんねる』も全て観ましたよ。(動画の長さが1分30秒なのでサクサク観れる。)

ただ、保育園児が当時いただくおやつとしては渋い感じだった。

もっとポップなおやつは、保育園の帰りに買ってもらってた。

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