【結果論とナナメ視点でひも解く真相】シール付きウェハースチョコ箱買い少年は親から1200円で『1か月分のお菓子よ』と与えらえているだけだった。

30円(当時)のウェハースチョコについているシールが社会現象的に流行した1980年代。

クラスに1人は居た、シール付きウェハースチョコ箱買い少年

あれは、自分の親の教育上許されないことだったし、当時計算のできなかった僕は【箱買い】=いっぱい=【すごい】と思っていた。

(思い返せば、30円×40個で1200円)

たしかに、世間からしたらチート行為で、うらやましさ満載だったので、クラスでチヤホヤされて人気者となりそれなりにいいポジションの高校に進学していった。

ただ、あれを男のロマンと勘違いした僕は、20歳の時(西暦2000年)に復刻されたミレニアム記念のシール付きウェハースチョコを、大学の傍(そば)のコンビニエンスで箱買いをして、12年間分のうらやましかった感覚を払拭(ふっしょく)した。ウェハースチョコも60円くらいになっていただろうか、総額3000円でお釣りだった。童貞を喪失した後のような感覚で、でもその後の僕には何も変化はなかった。

そして、マーケティング論の授業の終わったあと、「ねぇ、ごめん。ウェハースチョコ食べたい子いない~?」と気軽に人を集められる感じのする商学部だった(ちょっとチャラい感じだった)ので、みんなに食べてもらいながら、みんなの「おいし~い、なつかし~い。」と口にするコメントを頂きながら、僕はその日から、いきなりシール付きウェハースチョコを箱買いして大学に持ち込みしたなんか変わった子になった。

シールは要らないので、公園で遊んでいたキッズに「あげる」とプレゼントした時には、僕は神扱いだった。それだけ。

ちっちゃな頃から劣等感満載で大人になって、思い入れのあることを達成したとて、ただの大人買いと気づいてしまい、将来はポテトチップスを本棚に並べるオジサンになるだけのどこかネジレタようなオモシロ末路。

一方、それとは別次元で、元シール付きウェハースチョコ箱買い少年はそれなりに育ち、それなりに頑張れて、それなりにいまも暮らしているだろう。

あなたは、お子さんを甘やかすだけ甘やかして、クラスのポールポジションに立たせて、それなりに暮らしている子を育てるのか、僕みたいなうらやましさで歯を食いしばってガリ勉浪人して大学1年留年して卒業する男にするかは、甘やかして育てたほうが正解なの。

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