夏の足音に合わせて。気分を最高に引き上げる10の選曲
今年もいよいよ、夏がすぐそこまで来ていますね!
少しずつ暑さが増してくるこの時期。お仕事で忙しい人も、のんびり過ごしている人も、まずは音楽で気持ちを一気に夏モードへ切り替えていきましょう。
今回は、6月の少し湿った空気を吹き飛ばすような、最高に熱くて心地いい10曲を選んでみました。
仕事中や移動中のBGMとして聴くのはもちろん、ヘッドホンをして目を閉じれば、そこはもう眩しい季節のど真ん中。
日常から、心躍(おど)る季節の入り口へ。
新しい夏の扉を一緒に開く、最高のスタートダッシュを。
| No. | アーティスト / 曲名 | 注目ポイント |
| 1 | 米津玄師 / 烏 | ワールドカップの熱狂を背景に鳴り響く、壮大なアンセム。 |
| 2 | ずっと真夜中でいいのに。 / あいつら全員同窓会 | テクニカルなリフと疾走感が際立つ、バンドの熱量あふれる一曲。 |
| 3 | Tempalay / そなちね | 気だるさと祝祭感を、独自のサイケデリックな音像で表現。 |
| 4 | 羊文学 / 声 | 繊細な静寂から轟音へと変貌する、ドラマチックな構成の名曲。 |
| 5 | KOTORI / 素晴らしい世界 | 合唱を誘う力強いメロディと、等身大の歌詞が心に刺さるロック。 |
| 6 | 君島大空 / 19℃ | 静寂と爆発の緩急が見事な、情緒豊かなギターサウンド。 |
| 7 | TENDRE / SIGN | ベースラインが心地よい、都会的で洒脱なダンスチューン。 |
| 8 | TESTSET / Neuromancer | 硬質なデジタルビートが空間を支配する、研ぎ澄まされた一曲。 |
| 9 | toe / グッドバイ | 静から動への進化が圧巻。感情を揺さぶるアンサンブル。 |
| 10 | 坂本慎太郎 / Like a fable | 脱力感と計算し尽くされた構成がクセになる、至福の余韻。 |
①米津玄師 / 烏(Karasu)
2026年6月配信の最新曲で、ワールドカップの熱狂を背景に鳴り響くアンセム(聖歌)です。力強い低音のビートと、スタジアムを駆けるような壮大な展開が特徴です。米津玄師の突き抜けるボーカルが、夏の始まりを期待するような高揚感を生み出しています。
②ずっと真夜中でいいのに。 / あいつら全員同窓会
2018年の活動開始以来、YouTubeやSNSを中心に圧倒的な支持を獲得してきた音楽ユニット「ずっと真夜中でいいのに。」の代表曲です。今作では、複雑に絡み合うテクニカルなギターリフと疾走感を加速させるリズムが、初期衝動を爆発させるような熱量を生んでいます。常に進化を続ける“ACAね”の鋭利なボーカルが、楽曲の世界観をより強固なものにしています。幾重にも重なる音の層は、聴けば聴くほど新たな発見がある緻密なアレンジとなっており、彼らのバンドとしての高い音楽的純度を感じさせます。
③Tempalay / そなちね
固定観念にとらわれない独創的な楽曲群で、現在のオルタナティブ・ロックシーンを牽引する3人組の代表曲です。今作は、夏の気だるさと祝祭感を、彼ら特有のサイケデリックなサウンドメイキングで表現しています。浮遊感のあるシンセの音色と気だるげな歌声が絶妙に混ざり合い、日常の風景がふと歪んで見えるような独特の世界観を構築しています。彼らの音楽が持つ、聴き手の感覚をトリップさせるような中毒性は唯一無二です。
④羊文学 / 声
叙情的な歌詞と轟音ギターサウンドを武器に、若年層から絶大な支持を集めるスリーピースバンドです。この曲「声」は、静寂から始まり徐々に高揚していくドラマチックな構成が特徴で、バンドとしての表現の幅を改めて世に知らしめました。ボーカル・塩塚モエカの透明感のある歌声が、バンドのダイナミックな演奏と激しく重なり合い、聴き手を圧倒的な没入感へと誘います。ライブという空間において、聴き手の内面に深く寄り添うような強いメッセージ性を放つ名曲です。MUSIC AWARDS JAPAN 2026 最優秀国内オルタナティブ楽曲賞授賞曲。
⑤KOTORI / 素晴らしい世界
等身大の感情を真っ直ぐに鳴らすギターロックで、ライブハウスシーンから頭角を現した4人組です。今作は、シンガロングを誘う力強いメロディと、飾らない言葉で紡がれる歌詞が聴き手の心に直接突き刺さります。疾走するドラムとベースが織りなす疾走感あふれるアンサンブルは、終わらない夏への期待感を高めてくれます。彼らが体現する、ひたむきで純粋なギターロックの響きは、多くのフェスファンを熱狂させています。
⑥ 君島大空 / 19℃
卓越したギタープレイと、唯一無二の歌唱力でシーンから注目を浴びる孤高のシンガーソングライターです。今作は、複雑に重なり合う美しいギター旋律と、感情を爆発させるようなボーカルの緩急が見事です。音数を絞った静寂なパートから、クライマックスに向けて感情が奔流(ほんりゅう)する展開は、まさに彼の音楽的真骨頂と言えます。夏の終わりや夕暮れ時の情緒を、精巧(せいこう)な音の構築によって美しく描き出すその手腕は、聴く者を静かな感動へ誘います。
⑦TENDRE / SIGN
ベースをはじめとする多種多様な楽器を操り、洗練されたサウンドを構築するソロプロジェクトです。今作は、ベースラインを主体としたメロウなグルーヴが心地よい極上のダンスチューンです。都会的で洒脱な音像と、温かみのあるボーカルのバランスが絶妙で、聴き手を自然とリラックスした気分にさせます。午後のフィールドや室内など、どのような場面でも空間を上質に演出する、彼の確かな音楽的センスが凝縮されています。
⑧TESTSET / Neuromancer
砂原良徳、LEO今井、白根賢一、永井聖一という強者たちが集結し、実験的なアプローチを続けるプロジェクトです。今作は、硬質なインダストリアルなビートが張り詰めた空気を作り出す、緊張感に満ちたダンス・ミュージックです。徹底的に作り込まれた緻密な音響構築とミニマルな構成が、夜のフェス会場において異様なほどの高揚感を生み出します。研ぎ澄まされたビートが身体を突き刺すような、彼らならではの重厚な電子サウンドを堪能できる一曲です。
⑨toe / グッドバイ
独自の静と動のコントラストで、国内のみならず海外からも熱烈な支持を受けるインストゥルメンタル・バンドです。今作は、柔らかな歌声と緻密に組み合わされたギターアンサンブルが、聴く者の感情を静かに揺さぶります。繊細なフレーズから次第に熱を帯び、複雑なリズムと共にバンド全体が熱狂的な高揚感へと進化していくプロセスは圧巻。静寂から轟音へと向かうドラマチックな構成は、ライブのクライマックスを飾るにふさわしい圧倒的な迫力を持っています。
⑩坂本慎太郎 / Like a fable
元ゆらゆら帝国のフロントマンとして知られ、独自の音楽性を追求し続けるアーティストです。今作は、とぼけたような脱力感のある歌い回しと、計算し尽くされたミニマルな演奏が耳に強く残る名曲です。不思議な心地よさを湛えたメロディが、疲れた心身を優しく解きほぐしていきます。日常の中に潜む機微を、ひねりの効いた言葉と独自のサウンドで昇華させる彼のセンスは、プレイリストの最後に至福の余韻をもたらします。
最後に、今回の全曲を移動の電車やお散歩でお聴きいただけるように、Spotifyのプレイリストにしました。

