ジェネリックドロー・フォトソフト、イギリス発Serif社のAffinityのすすめ。やりたいこと(目的・手段)、やるべきこと(目標)、やれること(可能性)がすでに分かっている中級ユーザーはコストの面で検討すべき。

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🗓️ 2025年11月5日追記:市場を激震させた「Affinityの永久無料化」

ジェネリックドローソフトの定義を根本から変える、デザイン業界における歴史的な発表が2025年10月31日(日本時間)に行われました。

オンラインデザインプラットフォームのCanva(キャンバ)は、2024年に買収したプロ向けデザインソフト「Affinity」シリーズを、この日をもって完全に無料化し、機能を統合すると発表したのです。

衝撃的な無料化と製品統合の概要

これまでAffinityは、Adobe IllustratorやPhotoshopの代替として、高機能ながら買い切りで使える有料ソフトとしてプロに愛用されてきました。そのAffinityが、「永遠に無料」のジェネリックドローソフトとして、この市場のトップランナーに躍り出たのです。

項目旧Affinity (有料・買い切り)新生Affinity (無料・統合)
価格有料 (各ソフト数千円〜)完全無料
製品構成Designer、Photo、Publisherの3製品単一プラットフォームに統合
位置づけプロ向け有料ソフトの代替無料ソフトの最高峰(新定番)

📉 「ジェネリックドローソフト」市場への影響

この無料化の結果、有料ソフトの代替を探すクリエイター第一選択肢は、機能面で有料ソフトに全く引けを取らないAffinity」に変わりました。

従来の無料ドローソフト(Inkscapeなど)は、引き続きオープンソースという強みやシンプルな操作性で一定の需要がありますが、プロクオリティを求めるならAffinityを導入することが新時代のスタンダードとなります。

👇 実際の発表と詳細はこちらの動画で

Affinityの無料化と統合は、当サイトにとっても見逃せない大きな出来事です。運営者である私の方で、新しいAffinityが実際にどのように動作し、「ジェネリックドローソフト」としていかに高機能であるかを検証するライブ配信を行いました。

特に、AIと組み合わせたイラスト作成のデモンストレーションを通じて、無料でもプロ級の作品が作れる時代が来たことを解説しています。新しいAffinityを使い始める前に、ぜひご覧ください。

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【無料のaffinity】イラスト配信講座 from オモシロ記事工場

では、今話題のaffinityを使うためのリンクは以下から。(旧記事、これまでのこのソフトの経緯などは以下リンクの後に載せてありますのでそちらもお読みください。)

https://www.affinity.studio/ja_jp

【2024年7月1日追記】
2024年3月オーストラリア発のデザインサービスCanvaがイギリス発のAffinityを買収した件。 デザインの勉強をしていないユーザーのためにリーチしてきたCanvaが、デザインの勉強をした経験のあるユーザーが多数の高機能デザインソフトAffinityを吸収し、成長戦略を狙っている。もちろん、対Adobe社ではあるんだけど、CanvaのユーザーとAffinityのユーザーを足したら、世界どんだけのユーザーにリーチできるかということ。 両社は連名の公式ブログで、Affinityの永続ライセンスは継続され、Affinityブランドの維持を約束している。

旧記事は以下。

Adobe社のillustratorやPhotoshopといえば、デザイナーやグラフィック、フォトなどの分野で必須と長らくされてきた。もちろん、これまでたくさんの対抗馬が造られて発表されてきたが、その会社のオリジナルのデザインの仕方、フォト合成の仕方などを覚えないといけないという別のソフトと割り切り使わなければならなかった。

だが、ジェネリックソフトとしての位置づけをよくされるように、イギリス発のSerif社の開発したAffinity Designer/Photoで多くのことが互換できる。

ただし、100%互換というものは存在しないので、ツールの名称などや、一部できないことも存在するのだが、度々行われるバージョンアップによって、新機能として追加されることもある。

まず、この点を押さえた上での、Affinity Designer/Photoを使用する最大のメリットは、コストである。

もともとAdobe社のソフトは何十万という買い切り方のパッケージソフトであったが、新しいバーションを発表するたびにクラックされて、一部のユーザーにタダで使われてきた。

セキュリティ強化の取り組みが進む一方で、それに伴う不具合も発生するという課題が生じた。この課題に対し、Adobe社は他社に先駆けてサブスクリプションモデルを導入し、継続的なアップデートを通じてセキュリティ対策を強化するという戦略を展開している。

ただ、ひと昔前の買い切りソフトならば、OSが同じならば数年ずっと使えるという点で安心だったのだが、度重なるOSのバージョンアップに合わせた対応も必要となり、結局買い切りソフトというものではなくなり、サブスクリプションという現在から未来に向けたトータルで年間何万円の維持費のかかるソフトとなってしまった。ただ、昔に比べれば幾分か安い。

でも、長年ITに詳しく、いろんなことを多岐に渡って行ってきた私のおすすめは、自分のデザインやフォトに対するやりたいこと「自分の手で新しい価値を生み出したいという思いから、日々基礎を学び、スキルを磨いています。」(目的・手段)やるべきこと「一人前のデザイナーになるという目標に向かって」(目標)やれること「自分にできることを一つずつ積み重ねていきたい」(可能性)ある程度理解した中級者以上にはコスト(維持費)の面でSerif社の開発したAffinity Designer/Photoで代用できることをおススメしたい。



ただし、デザインを基礎から学び始めました(基礎構築)、一人前のデザイナーになる(目標)、道のりは未知数ですが(可能性)の部分がホントの初心者という時点では、僕はAdobe社のillustrator及びPhotoshopで基礎固めをしてほしい。そのほうが、学べる教材や学べる先生や学べる専門学校が多いので。

例えば、仕事の場合ではillustratorで入稿してくださいという条件には従わないといけないし、illustratorで相互にデータを交換しながら校正などをしていきましょうなどのという過程の中で必要な時には必要なソフトであるので、極論を言えば、その時払いのサブスクリプション利用も検討してもいい。結局仕事というものは成功すれば対価が貰えるので、一時のサブスクリプション代くらい払おうという感じである。

ただ、これが、一般企業で働くサラリーマンで、イラストやフォトなどのソフトを扱わないといけないが、専門性は必要なく、最終的に.jpg/.png/.gifなどの拡張子で完成したものを使える状態にすれば良いという方には、最初から、Affinity Designer/Photoを利用してもいいと言えるのかもしれない。

まとめ。アレを作りたい(目的)アレが必要(目標)アレの作り方を知っている(可能性)と明確に自分の作業目的などがわかっていて目標も持っていて、可能性を把握している方にはもう、ジェネリックでいいじゃんという世界になってきた。

日本語のAmazonで購入できるパッケージ版や日本語での公式版はソースネクスト社が取りまとめている。ソースネクスト社といえば、元々コンビニや本屋などに向けて、専門ソフトを安いパッケージとして販売していた会社だが、ユーザーも増えたり、専門ソフトの専門性も高くなったりしているし、サポートも万全なので、安心できる。

参考動画:Youtbeワタナベミツテルチャンネルより

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