母が作る肉じゃがのおいしい家庭に育ちたかった。野菜をカットする技術は、抜群なんだけど、味付けをどこで習ったのという味だった。
なので、肉じゃがコンプレックスがあり、COOKPADに課金をして、1番人気のレシピを調べて自分で作ったりしていた。
一昨年までは。
ただ、母が70歳超えをした時から、肉じゃがの味がめちゃくちゃ美味しくなったのだ。レベル1からレベル99にアップした感じ。
母がたまたまスーパーで一押しだった、日本食研さんの『肉じゃがのたれ』に出会ってから。
例えば、ポテトサラダくらい自分で作れよみたいな人では僕はないので、最終的にカタチになって美味しかったら良しという派なので、ポテトサラダがスーパーの特売だったとしても、キレイにお皿に盛ってあれば、美味しいナリと食べてしまう。
肉じゃがを本格的に作ろう、調味料をそろえて作ろうなんて、いまの時代は費用がかかりすぎてしまうから、こういう「〇〇のもと」が流行って、美味しさでココロが満たされる、お腹も満たされる、そんな時代になっていけば良いんじゃないか。
ところで、最近ラジオでガンガン流れてるユーミンと桑田佳祐の曲、気分上がるよね。
日本の食卓が古き良き時代のように、やさしさで包まれたらいいのにと思う。