サブウーファー(低音域増幅装置)を最近2台設置した。
いわゆる最近オーディオ界隈で耳にする2.2chをしてみたくて。
ステレオ2台+サブーウーファー2台=2.2チャンネルというもの。
なぜ、そんなことを、無意味じゃないのか?そこまでしても意味ないよという方もいるのかもしれないが、ただ僕の音楽リスニング環境と見栄えの問題で2個欲しかった。
まずサブーウファーを2個置いたから2倍の驚きがあるとかそういうものではなくて、なぜサブーウファーを導入したかを以下に書く。
僕はSonyのハイレゾ対応のスピーカーを数年前に買って、それでずっと音楽を聴いていたんだけど、ベース弱いなとずっと感じていた。それは元々、高校と大学の時に楽器でベースを齧っていたので、感覚的にベース弱いなと。
それで、まずは僕の所有のSS-HA3というスピーカーの説明書をみた時に、気づいた。
再生周波数帯域 | 55-50,000Hz |
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55Hz以下の低音域が出てないじゃん。CDに収録されている低音域って20Hz以上って聞いたことがある。低音域って単純にベースやドラムのドンドコドコドコの音だけじゃなくて、自然な人間の発生音の抑揚的な部分とか、最近の音楽制作環境で何チャンネル録音かわからないくらいのデジタル音楽制作環境下で作られた、作り手が出したかった音みたいなのが省かれてるじゃんって率直に感じたから。
じゃあ、低音域をカバーするためにサブウーファーを導入しようと試みた。
最初から2台欲しかった。一般的にサブウーファーはどこでもいいから1台置いとけば良いとされている。理想は真ん中。それは僕のリスニング環境的に真ん中は選べなかったから、右か左。ベースの立ち位置が左の場合が多いから、左に1台置こうかと迷ったけど、いろいろ考えたり調べたり、2台置く人もいるという話を耳にした。
いろいろ調べた結果、Youtubeでジャズポテトさんという70代のおじいさんが解説してる動画がしっくりきた。
ただ、サブーウーファーを個人で持つ文化が出来上がって、人類史上まだ短いんで、サブーウーファーの定価とか2万円~で、それを2発置くとすると、単純にコストがかかるし、あんまりベースに興味ない人のほうが多くて。
理論的にこの解釈が合ってるとか間違ってると解説してくれる人もいるかもしれないが、音楽を聴くということに関して言えば、感じ取れるか感じ取れないか、お好みの音楽がどういう音楽かにもよるけど、バンドで使われている楽器そのものの特徴を考えていった結果、ドラムのキックの音とかタムの音とか、ベースの音とか、そこをゼロから勉強していた僕から言わせるとジャズポテトさんの理論が正しいと感じたから。
実験的な要素を多く含むお買い物だったので、中古の美品でよかったので、購入時期の4月にメルカリで購入代金が半額になるクーポンが出ていた時期とペイペイフリマがそれに対抗するべく同じく半額クーポンを出していたので1台ずつ同じものを購入したというわけ。
敢えてもう一度書くと、ただ僕の音楽リスニング環境と見栄えの問題で2個欲しかった。