【エッセイ】白湯を嗜む刻(さゆをたしなむとき)。#2 カタチから入る大人の趣味は3万円から。【さゆとき】

白湯を嗜む刻
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いつか、喫煙所で先輩が言っていた。

「30歳から新たな趣味を見つけるとなると、なんだかんだで3万円からかかる。」

カタチから入って3万円が最初に払うお金だということらしい。

たしかに。

スポーツ然(しか)り、スポーツウェアを上下でいいやつ揃えたとしてそのくらいかかる。

ただ、僕の趣味からコーヒーが外れた(実は体質に合わないらしい)ので、白湯(さゆ)がタイトルのこのエッセイとなったのだけど、

象印のマホービンのいいやつを探すことと、隣街の常滑市で常滑焼のいい湯呑みを探してみたい

結局3万円かかったりするのかもしれない。突き詰めていくと。

湯呑みは、法事用のものがたくさんあるので、しばらく借りておくが、やはり、マイ湯呑みが欲しいところだ。

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