パソコンの「コントロール+オルト+デリート」キーの同時押しの当たり判定について。

JIS規格のキーボード配列です。

先日、お洒落なカフェで

「Ctrl + Alt + Delが効かないわ!」

「ハッ、ハッ、波動拳!」のように連打しているステキなキレイな背の高く、目の細い僕のタイプの女性をみかけたので、

優しく声をかけて、

「あの、ぼ、ぼ、僕。元パソコン教室のインストラクターしていたんですが、そのキーボードの押し方は間違っていますよ。」

と軽く諭してきたエピソードをここに、M子さんの本人の了承をやっと得られたので、ここに書く


「結論から言いますとパソコンのキーボードの同時押しは基本的に2つのキーの信号しか同時に送信しないのです。つまり、同時に3つのキーを押すことはできない、コントロールを押したままオルトを押して次にデリートキーを目で探しに行くような感覚で押してみてください。

「あら、できたわ。パソコンを大学の時に習って、10年経つんですけど、この同時押しだけがずっとできなくて。ストリートファイターは得意だったんですけど。」

(やっぱり、波動拳を放つかのような構えで打っていたのですね。)

「それは、ゲーム機の世界では、可能なように調整されてるボタンで6個ボタンがならんでたり、ボタンが潰れないような調整がされてるんですけど。基本的にパソコンのキーボードはそのようになってないです。基本的にというのは、パソコンでも戦闘ゲームが流行るようになってから、Nキーロールオーバーといって、Nという数字の値だけ同時押しができるというキーボードがあって、6キー同時押しとかあるんですが。」

すると、コーヒーを軽く飲んでいたM子さんの喉がゴクリとなり、目がキラッとひかった。

「ワタシ、先日。ストリートファイターのパソコン版買ったんです。でも、同時押しコマンドがあんまりできないんです。弱P>中P>強P>弱K>中K>強Kの優先度は知っていたんですが、でもNキーロールオーバーのキーボードならいけるのですよね?

「い、い、い、いけると思います。ごめんなさい用事の時間が来たんで。帰ります。」

と、逃げるように帰ってきたが、

先日、同じ地域のスーパーで、「お兄さん」と声を掛けられ、

「先日は、ゲームの話で追い込んだようで、お兄さんビビッて帰られましたよね。」

「はい。僕は格闘ゲームはセガのバーチャファイター派で、ストリートファイターやりこんでなかったので。困って逃げました。」

「ふふっ。ずっと謝りたくて。あの喫茶店に現れないかなと、ロマンチックな展開を期待して数日間経過して。今日、お兄さんを見かけたのは30分前に、お肉コーナーですれ違ったんですが、ハムを選ばれてたんで、声かけられなくて。でも、また嫌われたくないから。タイミングを30分待ってました。」

その時に、この僕がブログを書いていることを打ち明けたら、記事にしてくださいとのことだったので書いた。
(世界には、M子さんのようにキーボード同時押しに困っている人もいると思うので。)

一応、ラインは交換したし、たまにラインでメッセージ交換はしている。

この先どこまで行くのかはプライベートすぎるので書かないが、2人でマクドナルドまでは行く。




もうすぐ春ですね。

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