Youtubeで動画を作りました。音源も手作り。一度ご覧ください。
最後のほうのアレンジがディズニカル・パレード(エレクトリカルパレード)みたいになってるとこが好き。
原曲を聴きながら歌詞を初めて知った時に、すごい。と驚いた。メロディックな曲調のパンクでこんなこと歌ってたんだと。まだPVもしっかりみたことなくて、のちに完全版を観たときにどんな場面なのかもわからなくて。
Basket Caseには、サンドイッチを詰め込んで公園行こうぜって歌詞があると思ってた。
しかしそれは違って、身動き取れない人という意味があるみたい。
現代社会、疲れ果ててしまう人が続出している。コロナもまだまだ収束しきったわけでもなく、むしろそれに伴う経済停滞が深刻化して、心身共に疲れてボロボロになる前に愚痴を聴いてくれる良い友人や良い先輩を作ることが大切だ。
このビデオの画期的なのは、精神科病院ってどんな内部なのかを公開されないんだけど、1994年にビッグヒットを記録してこの光景を世界に広めたことだと思う。
「Basket Case」は、グラミー賞で複数部門にノミネートされ、バンドとして「最優秀オルタナティブ・グループ」を受賞した。
ギターを持った病院スタッフが登場する。鍵の掛けられた閉鎖病棟。ベッドに拘束されたオレンジ色の服の青年が運び込まれる。車いすで運ばれた青年(足が悪いわけではない)。
映像はちょっと盛ってるかもなのだが。この曲以降、世の中や病院のスタイルも変わってきたように思う。
精神科病院は心身の回復のために必要な施設なのだ。
芥川龍之介の「人間失格」でも精神科病院のことが書かれていた。
否定的な目で見ずに、もし周囲もしくは自分に必要な施設であるということをご理解いただけるだろうか。
良い病院はたくさんあるので、周囲もしくは自分に必要な施設であるということがわかったらいろいろ調べてそこにたどりつくべきだ。精神科病院を退院後、社会復帰してしっかりと働いている人を僕はたくさん知っているから。
そして、その人たちの再スタートを長い目で見てあげて、ゴールなんて必要ないことを理解してあげてほしい。
世の中には多種多様な人がいて、誰もがそこに居ていい存在だと、僕は信じて切望している派なので、今回、この曲の背景をブログに書いた。