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乳母車に乗って酒場まで

カルピスって今、どこの会社よ?大正5年創業の醍醐味合資会社と覚えていた僕は、知識が古い。今はAsahiの機能子会社になってる。

カルピスウォーター
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名城大学のマーケティングの先生が、授業の時間に、カルピス社が売れ行きが悪くなり経営が傾いてきた時に、「私のもとに相談に来たんで、原液と水で希釈済のカルピスを売ったらいいんじゃないか?と提案したらヒットしてしまった。カルピスウォーターの誕生である、1990年代。」と自慢話をしていたのを聴いて、実はこの自慢話、嫌いじゃない。スティーブン・ジョブス的な発想だと思うのね。これで、ノーベル賞がとれないのもおかしいと思ったくらいだが、ノーベル賞にアイデア賞みたいなのはない。

よく受験生のために予備校の英語の先生がする、「アメリカ合衆国ではCALPICO(カルピコ)という名称で販売されている由来」とか、書いてしまうとそれで話が終わってしまいそうなので、他で調べて。

今回は、現在のカルピスの会社の形態についてワタナベミツテルが調べ上げた情報をもとに再編集し、以下に記す。

企業としてのカルピスの創業者は僧侶出身の三島海雲である。20世紀の初頭の創業初期より、後に日本初の乳酸菌飲料となる「カルピス」を生産していた。

これと共に、脱脂乳の生産の際に副産品として製造を開始したとされるカルピスバターが主力商品である。

1990年の味の素との提携後は、カルピスを製造時に水で希釈調合しすぐに飲めるようにした清涼飲料水「カルピスウォーター」の生産、ミネラルウォーターの「エビアン」やワインの輸入、カクテル「カルピスサワー」などのアルコール飲料にも進出している。

味の素は2007年(平成19年)6月11日に同年10月1日付で、カルピス株式会社を完全子会社化することで合意したと発表した。カルピス経営陣は他社との提携も考慮したが、今後の少子高齢化で懸念される日本市場の規模縮小と、それを補うための海外市場展開、さらには、いわゆる三角合併の解禁による海外企業の買収攻勢への対応を見据え、この統合案しかないと表明。苦渋の決断だったとしている。

2012年5月8日、味の素がアサヒグループホールディングスにカルピスの全株式を2012年10月1日付、約1200億円で売却する内容の株式譲渡契約締結が発表された。

同年10月に株式譲渡が行われ、アサヒグループホールディングスの子会社となった。同時に「業務提携:味の素株式会社」の記載も削除されている。統合後はアサヒ傘下の会社とマレーシアにてカルピス飲料を共同開発し、東南アジア向けに現地の趣向に対応させ、ハラル認証も取得している。

2016年1月1日にアサヒグループの飲料事業の再編が行われ、事業ごとにグループ会社へ継承・移管した後、アサヒ飲料と合併。カルピスで行われていた国内飲料製造事業と乳製品事業はカルピスフーズサービスへ継承され、再度名称をカルピスとしてアサヒ飲料の機能子会社となった。

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