ついに来た。「外付けブルーレイドライブ終了」という静かな終戦
「終了のお知らせ」は、いつだって静かだ。
派手な爆発もないし、ニュース番組のトップにもならない。
ただ、気づいた人から「あ、終わったんだ」と理解する。
今回の、エレコムの外付けブルーレイドライブ撤退も、まさにそれだ。
2026年6月。
在庫限りで終了。
つまり、もう「次」はない。
■ 終わったのは“製品”じゃない
ここで勘違いしちゃいけない。
終わったのは、ドライブじゃない。
「円盤を使う生活」そのものだ。
実際、バッファローも同じように撤退方向。
かつての雄、パイオニアも光学ドライブ事業から手を引いた。
そして、ソニーですら、Blu-ray関連の縮小を進めている。
ここまで来ると、もう流れじゃない。
結末だ。
■ なぜ終わったのか(シンプルな話)
理由は難しくない。むしろシンプルすぎる。
観る → 配信
保存 → クラウド
渡す → リンク
全部、置き換えられた。
かつては「焼く」という行為に、ちょっとしたロマンがあった。
好きな映画をディスクにして、棚に並べる。
でも今は、サブスクのログイン画面が“棚”だ。
物理的に持つ理由が、消えた。
■ パソコンからも消えた「穴」
もうひとつ大きいのがこれ。
そもそも、PCに入れる場所がない。
最近のノートPCには、光学ドライブなんて最初から存在しない。
外付け?
うん、それも今回で終わりに近づいた。
つまりこういうことだ。
「使う文化」と「使う装置」が同時に消えた。
これは強い。復活しないやつだ。
■ それでも、消えない人たち
ただし、完全にゼロにはならない。
円盤で集めたい人
映像を“手元に置きたい”人
データを長期保存したい現場
こういう人たちは、最後まで残る。
むしろここからは、趣味の領域に昇格する。
レコードみたいにね。
■ これから起きること(たぶんこうなる)
未来はだいたい読める。
ひとつは、中華系の無名メーカーだけが細々と作る世界。
もうひとつは、未使用品や名機がじわじわ値上がりする未来。
そして最後は、
「再生できる環境そのものがレトロになる」
ここまで行ったら完成だ。
■ 今、どうするのが正解か
答えはシンプル。
必要な人だけ、今買え。
迷ってる人は、たぶんいらない。
でも「いつか使うかも」は、もう手遅れになる可能性がある。
こういうのは、気づいたときには市場が消えてる。
■ まとめ
今回の話は、ブルーレイの終わりじゃない。
「物理メディアで生きる時代の終わり」だ。
気づいたら、再生する機械がなくなる。
それが2026年という時代。
ちょっと寂しいけど、まあ、こういうもんだ。
■ 追記
「焼く」って言葉が、もう通じなくなる日も近い。







