僕は、学生時代かなりの読書家だった。
本屋とパン屋に行けばかならず、品物を買って出てくるくらいに。
ただ、43歳のうちに大方の断捨離を済ませたので、残った本も10冊くらいなのかな。
そして、そのうちの4選がバイブル(聖書)的な扱いで、読むと、学べることがたくさんあるし、バイブス(テンション)が上がり、前向きにもなる。
ただ、僕は、最近、本の帯は捨てる派に所属したので、本の帯は今回、気づいて捨てた。
(なぜ、帯を捨てるのか。お金や人を使って、偉大なコピーが書かれているのだけど、それに依存や大枠をトラワレすぎてしまい、自分がその本に対しての感想を自分の言葉で語れなくなるから。)
1.『U理論入門-人と組織の問題を劇的に解決する-』中土井僚著(プレゼンシングインスティチュートコミュニティジャパン)(発行 PHPエディターズグループ)
この本は入門編で、実は本当のU理論の本は別にある。概要が書いてあり、事例などを紹介して、U理論に触れて親しめるようになるための入門書。
U理論は、僕はいまだ入門者なのでこの本の内容というか、この本との出会いについてを書く。
東京に増川ねてるという友人がいて、福祉事業所のスタッフをしていて、その傍(かたわ)ら、いろんなことの理事とかやっていて、そして一つの活動にWRAP =Wellness(元気)、Recovery(回復)、Action(行動)、Plan(プラン)の頭文字をとったもので、元気で豊かに生きるための行動プラン。精神的な困難を抱えた人たちが自分らしくあり続けるための知恵や工夫を蓄積して作られたアメリカ産の考え方などをまとめた教え。があり、それを通じて、友達以上恋人みたいな関係で親しくさせてもらっている。その彼が学んだU理論ということで、僕はまだ入門書でいいと思ってこれを読んでいるのだけど、そろそろ、もう2周くらいこの本を読んだら、本当のU理論の本を読もうと努めている。
2.『編集思考-異質なモノを掛け合わせ、新たなビジネスを生み出す-』佐々木紀彦著(NEWS PICKS PUBLISHING)
YoutubeとかWebアプリとか記事をサブスクで読めるサービスを展開して、ビジネスマン界隈で有名な人。元編集者で現編集長みたいな人の書いた、モノの考え方は編集と同じだという本。
例えば、ネットフリックスが0からいかにサービス展開をして新たなビジネスを生み出してきたかなどを紹介し、それに彼の編集思考という考え方で事細かに解説しており、読みやすく、学べることが多すぎる。ナイス・プライス!
3.『スティーブ・ジョブズ驚異のプレゼン-人を惹きつける18の法則』カーマイン・ガロ著 井口耕二翻訳 外村仁解説(日経BPマーケティング)
アップルの祖スティーブ・ジョブスのプレゼンがいかにすごく、そこまでたどり着くまでにはどんなライフスタイルと思考と思想とワークスタイルをとっていたのかという、これもビジネスマンにとっては有名な本なのかもしれない。
これを買ったきっかけは、前々前職で、福祉関係の団体に所属している時に、講演会や研修会の講師として招かれることが多くて、800人規模の会場で500人のオーディエンスの前で語って欲しいと言われた時に、お守りのために買い読んだ本。
まあ、読んで損はないし、これを読んだ以降の僕の話し方は、ステキになったとほめられたもんだ。
4.『「チーム脳」の作り方-成果を上げつづけるリーダーの仕事術』清宮普美代著(株式会社ラーニングデザインセンター日本アクションラーニング協会)(WAVE出版)
これは、前々前職よりも以前の小さなNPOの統括スタッフをしていた時に、理事長からプレゼントされた本。理事長がこれを読んだわけではなく、あなたに足りないのはこのタイトルの内容よ、きっと。とタイトル買いして、僕に押し付けてきた本。
意外に、チーム組織で細やかに判断したり、率先したり、後方支援したりする考え方を得るのに役立った。