今日は、即席ラーメンのおまけとして付いていた謎の小袋を開封する。
これが、小さな小袋である比較として、今回、開封の儀で使ったマイ・鼻毛バサミを横に置く。

(鼻毛を切る小さなハサミだから、やけに小さいだろ?)
おそらくだ。これ、僕の高校時代(20年前)に、東洋水産のマルちゃん昔ながらのみそラーメン赤白合わせ味噌に付いていたおまけなんだ。
その痕跡(こんせき)として、裏面に書いてある使用時の注意事項をよく読む。
・マグネット応用製品のため、時計・ビデオテープ・カセットテープ・ブラウン管・磁気カード(オレンジカード・定期券・キャッシュカード・クレジットカード等)上記のものには近づけないで下さい。
(すべて令和以前の平成という時代に使われていたものだ。)
・食べ物ではありませんので口の中にはいれないでください。
(わかってるよ。)
・火のそばに近づけないでください。変形、変色のおそれがあります。
(注意深いな!大事にとっておいたよ。20年間、大事なモノ入れである金庫の外側に。)

なんか、このまま金庫にくっつけておいたら、我がワタナベ家の末裔(まつえい)がこのまま持っていても可笑(おか)しくないのだが。
プレミア?
(つかねーよ。)
いざ、思い切って過去を振り切って開封の儀だ!

は?
何者だ、貴様。

味噌ラーメンだけに、バターだ。
味噌ラーメンだけに。
ただ、この間の抜けた、肩のチカラの抜けたようなアイテムどうすりゃいいのだ。
ひらめいた!
マグネット=冷蔵庫にくっつけておこう!

なかなかお洒落(しゃれ)さんじゃないの。
で、このエッセイのタイトルの大判焼きの栗クリーム味って何よ。
詳しくは第1話にて。
